浦芝眞史 Mashi『好奇の島 台湾』(2023年)
148 × 210 mm. Full color. 36 pages.
*郵便局のスマートレター(180円)で全国配送可能です。
/
陽明山の食堂で目にした本棚がまるで自分の家の本棚のようで、思わず見ず知らずの店主に思いを馳せた―
「好奇の島 台湾」は台湾の路上や公共の場所で、パブリックとプライベートの感覚がまじる風景にフォーカスした作品です。
両者の境界は日本ほど明確ではなく、公私溶け合う台湾の風景は、共感や繋がり、安心感や時に驚きをもたらしてくれます。
「在陽明山的餐廳看到的書櫃很像我家的
我不認識老闆可是我覺得我懂他的心情―」
這些照片都是在街頭、公園、商店等
公共空間或任何人都可以進入的商業空間拍攝的。
在台灣生活了約兩年 ,我意識到
台灣的私人與公共空間和我在日本長大的地方不同。
在這兩者之間的界限並不像在日本那麼清晰
台灣的話,通過城市景觀我感受到了一種’個人’的感覺。
This book focuses on the boundary between private and public life in the dairy scenes of Taiwan.
The photos were taken in public spaces like streets, parks, and accessible commercial areas.
Having lived in Taiwan for about two years, I’ve noticed that the distinction between private and public life here differs from my native Japan.
Taiwan's landscape blurs these boundaries, allowing for a unique experience of connecting with strangers in the city and appreciating these differences.
浦芝眞史 Masashi Urashiba
1988年大阪府生まれ。 台北在住のフリーランスフォトグラファー 。
2015年、男性のポートレートを撮影した作品「ゆく、ふれるやいなや」で、第13回写真「1_WALL」グランプリを受賞。その翌年、銀座「ガーディアン・ガーデン」にて個展「身体の森で」を開催。
2016年よりビジュアルアーツ専門学校・大阪 写真学科教員。2020年よりフリーランス。 2021年に台湾でアーティストビザを取得し、現在台北を拠点に活動している。